恐らく、殆どの会社ではきちんと事務的に処理されている問題だと思います。すべてパソコン任せで経理事務はそんなに忙しくなることはないと思います。しかし、私が最後に勤めた会社の《給与計算》は信じられないものでした。まず、パソコンは使います。ここまでは普通です。しかし、タイムカードに記載されている出勤日数、労働時間、休日出勤などを事務所で一番の大先輩がチェックして、勝手に時給がプラスされたり、マイナスされていたりするのです。そして、その後書きなおされたタイムカードの数値をパソコンに入力していくわけですが、基本給が出ない、時間外手当が出ないなど当たり前で、前月の給料明細書の控えを出してきて、照らし合わせながら手入力しなければなりません。普通に基本給、時間外手当が出る人もいるのですが、何日分はこの金額でなどと指示が出ていると、その他手当などの欄に入力する必要があります。税金の計算はさすがにパソコンがやってくれるのですが、時には住民税の設定がなかったりするので、そういったバグを直しながらの《給与計算》になります。これではパソコンよりそろばんの方がいいのではないのかと何度も思いました。そして1番解せないのは、何の肩書もない事務所の社員が給料を勝手に操作していることです。「頑張ったから、ちょっと増やしておきました」と言われても本当にそれでいいのでしょうか。赤字ですべてを切り詰めて仕事をしているのに、一番かかる人件費を個人の判断でやりくりしているというのは驚きです。上司はこの事実を全く知らなかった様子でした。その後、私はうつ病が悪化し退職しました。